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マネ就任後初の定演


私にとって定演とは

セカンド2年 2008年度学生指揮者
 井上雄介


 このサークルに入るまで、私は合唱の経験は小中高でのコンクールくらいなもので、うまくやっていけるのか不安でした。はじめのうちは、先輩たちによくしてもらったり、雰囲気が良くてなんとなく残っていた感じでした。しかし、定演、六連、四連と続けてきて、やりがいも大きくなっていきました。去年は定演にのるということだけで精一杯でした。

 今年も大変で、特に、第3ステージの「水のいのち」は、指揮を小林研一郎先生が振るということで、練習の雰囲気も並々ならぬものがありました。しかし、私はこれまでの練習を、あまり大変に思わないようにしてきました。それは、これからは私が教える立場になるからです。来年からは私と、4人のパートリーダーが中心になって、まだ見ぬ新入生を教えなければなりません。これくらいでへこたれるものかと、今まで頑張ってきました。

 これからのことを思うと、正直、期待と不安が入り混じった複雑な心境です。私は、今年の定演を、教えられる立場から、教える立場へと自立する契機にしたいと思っています。そして、2年後の定演に向けて、これからの活動を素晴らしいものにしたいと思います。



定期演奏会にかける思い

セカンド二年 森川真也


 “光陰矢の如し”と言いますが、早いもので私も二度目の定期演奏会を迎えることと相成りました。去年は、一年生という事で、とにかく必死で与えられた曲をこなし、上級生の皆さんに付いていくのに精一杯でしたが、今年は、私自身が上級生となり、更に渉外補佐という役職に就いて迎える初めての定期演奏会であり、それなりの自覚を持って臨まなければならないと思っております。

 当日はフロントでチーフ渉外の先輩と共に、団員・先生への花束・プレゼント受付に入る予定です。演奏を聴きにいらしたお客様が快く、花束・プレゼントを預けられるように、笑顔を欠かさず、懇切な応対を心がけるように……とは思っておりますが、到らない事だらけで、その都度、注意して下さる先輩には、ただ感謝の気持ちで一杯です。

 時は遡る事、一年半前。音楽経験の殆ど無い私に一から“合唱”というもののエッセンスを叩き込んで下さった現四年生の先輩方。一年半という期間を経て、今では渉外の業務引継ぎをして下さっています。まさに“光陰矢の如し”ですね。

 第二ステージで「ゆうべ、海を見た」を演奏しますが、このとき私が思い浮かべるのは、かつて別れた恋人ではなく、これから別れを告げる四年生の先輩方でしょう。百人の団員がいれば、百人百色。定期演奏会にかける思いも百通りあるでしょう。今回私が届けたいのはこの思い。

四年生の皆さん、ありがとうございました。そして……ララバイ。


「二回目の定演」

トップ2年 瀧口 勉

     
 今回、自分は二回目の定期演奏会をむかえるわけですが、去年とはまた違った思いで望んでます。

 去年はまだグリーに入って半年で演奏会といってもやったのは金の卵コンサートぐらい、2000人規模のホールでしかも一般のお客さまの前で歌うという未知の世界を前にただがむしゃらに先輩について歌うだけで精一杯だった。

 しかし、今年は送別や六連、四連そして演奏旅行というたくさんの演奏会をのりこえ、また孫サブ外政になりグリーの運営にも関わることになって、はじめて演奏会をつくる側の視点にもたって定演に望むことができるようになったと思う。

 さらに、一年生から四年生が全員集まってできる最初で最後の演奏会、悔いを残さず終わりたい。9月から定演の練習が始まって、10月、11月と練習の毎日だった、もう練習うんざりだと思うときもあった、でも後一週間で終わり。後一週間じゃあ何も変わんないかもしれないけど最後まで頑張って、定演頑張ります。


マネについての定期演奏会

トップ2年孫サブステマネ 河村 知秀



 11月26日はグリーに入って二回目の定期演奏会、そしてマネージャーについて初の演奏会です。練習がうまくいかなかったり、マネの仕事で体力を消耗したりと苦しいことが多かったですがマネに就いてからグリーが昔より好きになりました。当日はマネの仕事と歌に全力で挑みたいと思います。


私にとっての定演

バリトン二年 杉山 雄亮

 
             
   去年の定演から一年、またこの季節が来たのだと思うと時の流れの早さをつくづく感じます。そして、振り返ってみれば365日の毎日、ほとんどを歌とともに過ごしていたということは、合唱を大学から始めた私にとって、自分のことながらただただ驚きです。

 私がこれほどまで続けてこられたのは、やはり指導学年の先輩方、四年生の方々のおかげだということが少なからずあると思います。楽典をぼろぼろになるまで読み込んでいる先輩がいました。音とりを手伝ってくれた先輩がいました。楽しく話しかけてくれた先輩がいました。そして、時には誰よりも怖く、時には誰よりも優しく、なによりワセグリを本気で好きな先輩がいました。今回の定演は私たち二年生が“先輩”としてオンステする最初の演奏会です。これまでの二年間の思い出と、これからの二年間への期待を持って私は歌いたいと思います。


グリーライフ2度目の定期演奏会

バリトン2年 郷 健人


もうすぐ僕にとってグリーライフ2度目の定期演奏会を迎えます。

本番とは恐ろしいもので、練習に費やしてきた時間と比べたら、刹那としか言いようが無い短さでアッという間に終わってしまいます。その刹那にこれまでの練習の成果を、あるいはもし自分が成長しているのならばその成長をしっかりとぶつけられるか、「次のチャンス」なんて二度とない勝負の時が近づいているのです。
ちょっと大げさに見える書き方をしましたが、この勝負には背筋が凍るような緊張感と、思わず跳ね上がりそうになる楽しさが矛盾することなく入り混じっています。そして練習をすればするほどこの2つの要素はそれぞれ大きくなっていきますし、この2つの要素が大きくなればなるほど勝負を終えたときの達成感も強くなると僕は考えています。

だからこそ僕はここまでの学生生活をこの団に賭けてこられましたし、だからこそ本番が楽しみでなりません。

11月26日、厚生年金会館にて、ご来場いただいたお客様と我々の間でどのような音楽が紡ぎ出されるのでしょうか。それを楽しみにしながら、本番までの残りの日々ひたすらに練習をしていこうと思います。






(c)Ksuke2006